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漢字のスペシャリスト “名前「テプラ」” SR520Xレビュー

●はじめに

SR520X 7月1日、キングジムから初代“名前「テプラ」”SR610X(2002年4月発売)の後継機にあたるSR520Xが発売になった。JIS第二水準漢字をすべて搭載し、全国の主要地名・駅名、めずらしい名前などの辞書が搭載された人名・地名の表示に強いのが特長の名前「テプラ」。その2代目が登場した。 SR520Xでは、今まで上位機種で搭載されていたラベルの角を丸く仕上げるオートトリマーが搭載され、旧モデルのSR610XではPC接続でダウンロード対応だった記号・外枠・イラストデータの本体内蔵化、名札等の作成に便利な名前印刷メニューを直接開くことができる「名前ボタン」の追加など、機能向上が図られている。 また、4mmテープにも完全対応。PC接続ソフトも同梱されているのでUSBケーブルを用意さえすれば、CSV形式やExcel形式のデータを流し込んで印刷もできる。さらにこれだけ仕様がアップして希望小売価格もSR610Xの24,990円(本体23,800円)から20,790円(本体19,800円)へとUSBケーブルが付属しなくなった分を考慮しても、購入しやすくなった。 テプラ・ネットでは発売間もないSR520Xを入手、早速レビューをお届けする。


“名前「テプラ」”の新モデル 「テプラ」PRO SR520X
キングジムホームページhttp://www.kingjim.co.jp/
SR520Xニュースリリースhttp://www.kingjim.co.jp/news/0406/n-sr520x.html
SR520X製品情報http://www.kingjim.co.jp/products/electronic/tepra/sr520x.html


●インデックス

・「テプラ」PRO SR520Xレビュー (1)
やっぱり便利、カド丸オートトリマー、 名前ラベルならおまかせ 名前ボタン、 記号・外枠・イラストが本体内蔵に

・「テプラ」PRO SR520Xレビュー (2)
4mm幅テープへも完全対応、 一通りそろったパッケージ、 まとめ

(1)やっぱり便利、カド丸オートトリマー、 名前ラベルならおまかせ 名前ボタン、 記号・外枠・イラストが本体内蔵に  

●やっぱり便利、カド丸オートトリマー

 今まで上位機種にだけ搭載されていたラベルの角を丸くするオートトリマーがこのクラスのモデルにも搭載された。できあがったラベルを本体右部のオートトリマーに差し込むだけで、簡単にラベルのカドを丸く仕上げ、美しく、また貼ったときに剥がれにくくできるので、便利。

このオートトリマーは9mm〜24mm幅のラベルに対応。一部対応していない種類のテープ*もあるので注意が必要。

*オートトリマー非対応テープ
ふせん紙、上質紙、アイロン、反射、透明つや消し、夜光
伸縮ラベル、熱収宿チューブ、マグネットテープ

(画像右上:オートトリマーに差し込むだけで、美しいカド丸仕上げ)

●名前ラベルならおまかせ 名前ボタン

 新たに搭載された名前ボタンでは、名前をグループ別に登録ができ、名前ボタンから簡単に1件だけで印刷したり、登録したグループごとに一括して印刷することができる。もちろん印刷時にふりがなの有無も選択できる。
学校法人やサークル等で、クラスやグループの名前を登録しておけば、いつでも簡単にグループや個人、あるいは全員のラベルを簡単に作ることができるので、とても便利な機能である。

(*画像上:左下、グリーンのボタンが追加された「名前」ボタン
縦・横を一発で切り替える、「縦・横」ボタンも追加)

●記号・外枠・イラストが本体内蔵に

 前 モデルのSR610Xでは本体をPCに接続し、キャラクタライブラリ(SCL6)からダウンロードしなければ使えなかった記号・外枠・イラストが本体に内 蔵された。PCに接続することなく、公共表示やアクセントの記号、使用シーンに適したPOP、顔文字などのイラストを使用することができるようになり、手 軽にラベルの表現を楽しめるようになった。


(*画像上:業種向けに使える記号・外字・イラストがたくさん。
すべて本体に内蔵しており、PCがなくてもスグに使える)

●4mm幅テープへも完全対応

  前モデルSR610Xでは4mm幅のテープを入れても6mm幅のテープとしか認識されず、設定を正しくしないと、印刷がラベルからはみ出ることがあった。
SR520Xでは4mmテープに完全対応し、4mm幅テープとして認識して自動的に適切な文字サイズで印刷する。また、4mm幅テープ向けのデザインフォーム(CDケース、MD)も搭載された。

(*画像右上: 4mm幅のテープを装着すると、正しく4mmとして認識される)

●一通りそろったパッケージ

 パッケージ内容は以下の通り、
・試用PROテープカートリッジ(18㎜幅×5m)
・ACアダプタ(AC1116J)
・PCラベルソフト(SPC9C)
・取扱説明書(本体用1冊・PCラベルソフト用1冊)
・保証書

 本文では説明しなかったが、PCラベルソフトも標準で同梱されている。PC接続のためには別途USBケーブルが必要となる。これは市販されている一般的な USBケーブル(A-Bタイプ)でOK。安価に購入できるし、あるいは手持ちのケーブルがあればそれも利用できる。
同梱はされていないものの、単三アルカリ乾電池6本でも使用できる。
(*画像左上: PCラベルソフトも同梱され、ACアダプタも標準装備なので、安心)

●まとめ

前モデルのSR610X同様、単に搭載文字数を増やすだけでなく、人名や地名表示のラベルに特化して機能強化を図った“名前「テプラ」” SR520X。「オートトリマー」や「名前ボタン」の追加など単なるモデルチェンジにとどまらず、便利な機能が搭載されたため、より魅力が増した。

 USB ケーブルは同梱されなくなったが、PCに接続しなくとも記号やイラストなどのデータ などが最初から内蔵されているためかえって使いやすくなったとも言える。USBケーブルについては、先にも書いたとおり、市販でも安価で買えるし、他の機 器のケーブルでも使えるので問題ないだろう。USBケーブルが同梱されていないこと以外は、ほぼメリットある機能が追加されたのみで搭載英数字書体が数種 減ったなどの仕様ダウンの影響は少ない。むしろ希望小売価格が下がったことを考えると、お得感は増しているのではないだろうか?

(*画像右:“名前 [テプラ」”がさらにパワーアップ)

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